Kwik Trip社、イントラロックス S560技術の導入により信頼性の高い搬送を実現し、製パンラインを高速化

導入事例

Kwik Trip社

製品

モジュールプラスチックベルト

産業

製パン

イントラロックスのS560狭小乗継ぎベルトによってバンズがスムーズにベルトからベルトへ流れていく

お客様の目的 

Kwik Trip社は、米国北中西部でコンビニエンスストアチェーンを展開しています。同社は店舗で販売する商品の多くを製造しています。サンドイッチ用のバンズは、ウィスコンシン州ラクロスの製パン施設で作られています。

ラクロスにある工場では当初、バンズの高速ラインはイントラロックスの550シリーズのベルトで順調に稼働していました。しかし、スプロケットの外れや位置ずれの大きな問題が発生し、乗り継ぎ点でのボトルネックを引き起こしました。メンテナンス作業員はスプロケットの位置ずれを修正するために待機し続けなければなりませんでした。またこれは、頭痛、予定外の稼動停止時間、製品の損傷、スクラップの原因ともなっていました。Kwik Trip社はS550を競合他社製のベルトに交換することも試みましたが、問題は解決されませんでした。同社に必要だったのは、スムーズで信頼性の高いソリューションだったのです。

イントラロックスによるソリューション 

この懸念について、工場の担当者からイントラロックスに相談がありました。それを受け、当社のエンジニアリングチームは、スプロケットのかみ合わせに優れた、改良された強力な狭小乗継ぎベルトの開発に取り掛かりました。ソリューションの開発が完了し、Kwik Trip社は同社の製パン施設でフィールドテストを行うことに同意しました。テストでは新型ベルト、イントラロックス S560狭小乗継ぎは非常にうまく機能し、以前のセットアップより大幅にアップグレードされたことを示すことができました。

結果 

Kwik Trip社で確認されたスプロケットの問題を解決するため、特別に作り直されたイントラロックス S560の技術により、スムーズでシームレスな、そして信頼性の高い搬送が可能となっています。改良されたスプロケットでは位置ずれの問題が解消されており、ベルトに頑丈な構造と小さなピッチが備わっていることからS560は食品業界で最も強力な狭小乗継ぎベルトとなっています。

S560のベルトとスプロケットを導入して以来、Kwik Trip社のバンズの高速ラインは最高速度でスムーズに稼働しており、予定外の稼動停止時間も発生していません。製品の損傷や廃棄が大幅に減少し、搬送時の製品配列も改善され、メンテナンススタッフがラインの乗り継ぎ点を監視する必要もなくなりました。

以前のソリューションでは6週間程度ですべてにトラブルが発生していましたが、イントラロックスのS560ベルトはKwik Trip社のラインで15か月間、問題なく稼働することができました。工場長は、かつてはトラブルのスポットであった場所が、今では施設内の「心配のない」エリアとしてうまく機能していることに非常に満足しています。

イントラロックスのアップグレードされた狭小乗継ぎベルトによって、当社が抱えていたスプロケットの噛み合いの問題を解決することができました。この用途においては、シリーズ560ではメンテナンスの必要はありませ ん。

Matt Sloan氏
Kwik Trip社 製パンメンテナンスマネージャー
10倍
ベルト寿命の延長
90%
メンテナンスの削減