製缶ラインのデッドプレートを排除して損傷を低減

空き缶を大量に搬送する狭小乗継ぎソリューションにより混合ラベルのパレット積載と缶の転倒リスクを低減

  • スポットライト
  • August 28, 2023
イントラロックス560シリーズ・ベルトで搬送されるブライト缶

Erin Oakes(製缶業界担当のイントラロックス業務展開エンジニア)が、デッドプレートなしで缶の乗継ぎ時の転倒を防ぐ、イントラロックスの狭小乗継ぎノーズバーソリューションについて説明。

イントラロックスは、製缶業界向けに他に類を見ない狭小乗継ぎモジュールプラスチックベルトソリューションを発売しました。これらの大量の缶搬送向け狭小乗継ぎソリューションを使うと、デッドプレート乗継ぎが不要になり、デッドプレートを使用した場合と比較して、空の缶の損傷を70%削減することが実地試験で実証されています。また、デッドプレートがないベルトシステムは、デッドプレート上での缶の積み上がりを防止し、ラベルの混合したパレット積みのリスクを低減し、ラベル変更ごとに積み上がった缶のラインを整理するために必要な作業を軽減します。

イントラロックス狭小乗継ぎベルトは現在、製缶業と金属包装業で利用可能です:

  • 青色のアセタール製560シリーズ・狭小乗継ぎフラットトップ
  • 青色のアセタール製570シリーズ・狭小乗継ぎフラットトップ

メリット

  • 缶の転倒および損傷を低減
  • デッドプレートの缶の取り残しを除去
  • 混合ラベルのパレット積みのリスクを低減
  • 手が届きにくいコンベアで手間がかかり難しいデッドプレートのメンテナンスが不要
70%
デッドプレート乗継ぎに比べて損傷を低減

デッドプレートなしで缶の乗継ぎ時の転倒を防ぐ

デッドプレートをなくし 、搬送品の残留を削減したいと考えている製缶メーカーは、イントラロックス狭小乗継ぎベルトのノーズバー(12インチ(305 mm)刻み)を導入すると、乗り継ぎの隙間を最低限に抑えることができます。ただし、ノーズバーの位置やサイズが正しくない場合に補正するためのデッドプレートがないため、このような乗り継ぎを最適化するには、正確にセットアップすることが鍵となります。

イントラロックスのノーズバー乗り継ぎ装置が、エンドツーエンドの理想的な乗り継ぎに必要な正確な位置、水平、間隔となるように事前に組み立てられているのはこうした理由からです。24インチ、36インチ、48インチ(610 mm、914 mm、1,219 mm)の各幅をご用意。直径6 mmの青いナイロン製ノーズバー(乗り継ぎの隙間を狭くし、理想的な耐摩耗性を実現)、さらに、アルミニウム製端部キャップと取り付けプレートが装備されています。これにより、非常に短い設計および設置時間で、空の缶を水平に搬送できるようになります。

メリット

ノーズバー

  • 直径6 mmであることによる、非常に狭い乗り継ぎの隙間
  • 青いナイロン素材により、理想的な耐摩耗性を実現(金属素材/UHMW素材との比較)

ノーズバー乗継ぎ装置

  • 間隔、位置合わせ、乗継ぎ部(滝口のようなノーズバー形状)が事前に設計されているため、推測に基づく作業が不要
  • 事前に組み立てられているため、設置にかかる時間が短く、設置後の調整が不要
製缶用途向け狭小乗継ぎのハイライト

デッドプレートを排除して損傷を低減

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