スタッカーを金属からプラスチックへ変更したことによりBega Cheese社がメンテナンスコストの削減と稼働時間の増加を実現
導入事例Bega Cheese
製品
スパイラル
お客様の目的
オーストラリアのチーズメーカーBega Cheese社は、金属ベルトのスパイラルスタッカークーラーにさまざまな問題を抱えていました。数年しか経っていないにもかかわらず、ベルトは損傷しており、毎年コストのかかるメンテナンスが必要でした。既存のシステムの段の高さでは、新しい、高さのある搬送品のサイズに対応できませんでした。さらに搬出乗継ぎでの高さの違いにより、詰まりやコストのかかかる稼動停止時間が発生していました。
イントラロックスによるソリューション
Bega Cheese社はイントラロックスとOEMのMcLaren社と協力し、モジュールプラスチックのIntraloxダイレクトドライブ™スタッカーに変更することでこうしたすべての課題を克服できました。こうした改造には、クーラーのエアフローを垂直から水平方向に変更する必要がありましたが、イントラロックスのエアフローサービスによって実現できました。このダイレクトドライブ・スタッカーはアセタールの2950シリーズベルトを備え、80 mmのサイドガードと4列のレーンディバイダーでカスタマイズされました。段の高さを上げ、専用の製品レーンを設けたことで、Bega Cheese社は新しい、大きな製品のSKU (ストック・キーピング・ユニット)に対応し、既存の製品ラインと同時に稼働させることができるようになりました。また、搬出乗継ぎのベルトをS2200ベルトに交換して搬出乗継ぎでの高さの違いを解消し、製品の詰まりの問題を全て解決しました。
結果
金属ベルトシステムをイントラロックス・ダイレクトドライブスタッカーに変更することで、Bega社は生産における悩みを解決することができました。損傷した金属ベルトを交換したことで毎年のメンテナンスコストを30,000ドル(AUD)以上も節約できました。サイドガードとレーンディバイダーでカスタマイズされたプラスチックベルトによって生産効率は大きく向上し、搬出乗継ぎの高さの違いが修正され詰まりや稼動停止時間が解消されました。
スタッカークーラーをイントラロックスのプラスチックベルトに変えたことでメンテナンスコストを削減でき、搬出の詰まりを解消できたことで稼働時間を増やすことができました。また、このカスタマイズされたベルトに変えたことで同じベルトで3つの個別の製品ラインの稼働と効率的な冷却が可能になりま した
Mick Boase氏
Bega Cheese社の工場パフォーマンスエキスパート