テスト合格:鶏肉工場、70台以上のコンベアを ThermoDriveベルトに切り替え

導入事例

Gedik Piliç

製品

ThermoDriveベルト

産業

食肉、鶏肉

イントラロックスサーモドライブコンベアベルトで搬送されるカットされた鶏肉

お客様の目的

 Gedik Piliç社は、50年以上もトルコの市場でリードを続ける鶏肉加工業者 です。2013年には、最新技術を備えた新鶏肉加工工場をウシャク市に開 設しました。衛生には当初から重点が置かれていました。工場幹部は、設 備全体に様々な従来型フラットベルトを取り付けました。また、内臓肉冷 却および切り身エリアでイントラロックスThermoDriveのテストベルト2本 を取り付けました。

 1年間にわたる研究の結果、多くの性能面でThermoDriveベルトがフ ラットベルトを大幅に上回っていることをGedik Piliçの幹部は確認しま した。ThermoDriveベルトは、洗浄とメンテナンスがずっと容易で、蛇行 の発生もずっと少なく、表面のひび割れやベルトのほつれのリスクを完 全になくしてしまったのです。細菌検査では、ThermoDriveベルトだけで なく、そのベルトで搬送する製品についても、より優れた結果が得られま した。

イントラロックスの実施策

 テストベルトが非常に優れた性能を見せたことを受けて、Gedik Piliç幹部 は、ThermoDrive技術についてさらに詳しく調べ始めました。その衛生 的な設計が洗浄、こそげ落とし、操作をどのように簡素化するのか、また、 均質な熱可塑性の表面がどのようにバクテリア繁殖を防ぐのかという 点に注目しました。ThermoDriveベルトは、メンテナンスがほとんど必要なく、低温下で運転できるので、切り身や内臓肉冷却など課題を抱える エリアも含め、工場の全エリアに適するものでした。

洗浄性向上、性能向上、メンテナンス減少、貯蔵寿命延長など数多くの理由から、ThermoDriveを選んだのは正解でし た。

Osman Gedik氏
Gedik Piliç 経営者

コンベアのThermoDriveベルトへの切り替えを進めていくため、2015年、 工場幹部はイントラロックスと緊密に連携を取り始めました。イントラロッ クスのエンジニアは、洗浄性、操作性、衛生性能を考えたコンベア設計に ついてGedik Piliçの主要メンバーと協議しました。イントラロックスのチー ムは、また、工場幹部に対して改造取付けのサポートを、工場メンテナン ス班に対して正しい接合方法のトレーニングを行いました。

結果 

Gedik Piliçは、ウシャク工場内の食品と直接接触するコンベアすべて、 合計70台以上でベルトをThermoDriveに切り替えました。それらのコ ンベアでは、洗浄時間が半減し、ふきとり検査結果と製品品質が著し く向上しました。ThermoDriveベルトは、内臓肉冷却および切り身エリ アにおいてさえもメンテナンスが非常に簡単で、交換が必要になったこ とはありません。工場の生産性は全体的に飛躍的に向上しました。ま た、Gedik Piliç製品の品質と貯蔵寿命に対する高い顧客満足度が得 られました。

50%
洗浄時間の短縮