エビ加工会社、ThermoDrive技術で洗浄時間と使用水量を半減

導入事例

The Growel Group

製品

サーモドライブベルト

産業

魚と水産物

エビ加工ラインの作業員

お客様の目的

Growel Groupはインドのハイデラバードを拠点とする、水産養殖業向け飼 料およびヘルスケア製品の大手供給業者です。2015年、Growel Group はシュリンプ(エビ)加工業にも手を広げ、世界レベルの加工施設を開設 しました。

「その工場は当グループの他の既存施設と同様に高度な質とオートメー ションを備えていたのですが、それでも、継続的改善を心がけている私 たちは、アップグレードすべきエリアを常に意識して探していたのです。」と Growel Groupエグゼクティブディレクター、CH. Sudheer氏は語ります。 ブロック冷凍機への搬送前にシュリンプを手作業で金属製トレイの中に詰 めるセッティングコンベアも、そのようなエリアの1つでした。Growelがとりわ け求めていたのは、より少ない時間と水で効果的に洗浄と衛生作業ので きるベルトソリューションでした。従来のテンション式フラットベルトは、異物 混入のリスクがある、メンテナンスと洗浄が困難であるなどの問題を理由 に、考慮の対象から外されました。

イントラロックスの実施策

Growelは、イントラロックスThermoDriveベルトへのアップグレードという方 法でセッティングコンベアを最適化することに決めました。 ThermoDriveベルトは一体構造の平らな表面を持ち、バクテリアがたまり やすい開孔部やヒンジがありません。このベルトは軽量で均質な材質でで きているため、定置洗浄が可能で、より入念に洗浄したければコンベアか ら取り外すことも簡単です。その結果、洗浄と衛生作業に必要な水量と生 産停止時間が少なくなります。

新しいベルトの性能にも、イントラロ ックスから受けた一貫したサポートにも、 非常に満足しています。ThermoDriveの おかげで、洗浄と衛生作業を完了させ るのに必要な水と時間が大幅に減少し ました。今後は、残る4台のセッティング コンベアもThermoDriveベルトへと徐々 にアップグレードしていく予定です 

CH. Sudheer氏
Growel Groupエグゼクティブディレクター

アップグレードが必ずスムーズかつ迅速にいくように、イントラロックスは、コ ンベアのわずかな改造を含めた詳細なレトロフィットプログラムをGrowelに 提供しました。イントラロックスエンジニアリングチームの継続的なサービス とサポートのおかげで、アップグレードはたった1日で完了しました。

結果

ThermoDriveベルトを使った新しいソリューションはGrowelの期待を上回る ものでした。アップグレード以来、洗浄時間と使用水量はともに50%減少し、 また、ベルトはこれまで修理がいらないまま申し分なく動作しています。

50%
洗浄時間と使用水量の減少