Essity社がイントラロックスDARB仕分けへの切り替えで、40万ユーロの生産コスト節約を実現
導入事例Essity社
製品
ARB装置
産業
日用品
お客様の目的
スペインの大手おむつメーカーであるEssity社は、ボールベルトの不良品排出システムによる予期せぬ稼動停止時間の問題に直面していました。様々なサイズの搬送品に対応できないために、4つのラインで1週間に3回、合わせて12回のジャムが発生していました。ジャムのたびに解消に20分かかり、毎年、約192時間の稼動停止時間と71,200包もの損失となっていました。また、Essity社では、製品品質を監視するビジョンシステムを機械に取り入れたいと考えていましたが、ボールベルトの不良品排出システムでは十分な制御が適いませんでした。
イントラロックスによるソリューション
Essity社は、2014年にイントラロックスの デュアルスタック・アングルローラーベルト(DARB)仕分けS4500 を設置し、以降、順調に稼働し続けています。この成功をきっかけに、安定した稼働、設置とメンテナンスのしやすさで、Essity社と当社との提携が再び実現します。
同社の4つのボールベルト不良品排出システムすべてを、DARB仕分けS4500を使用した不良品排出システムに入れ替えることになりました。この信頼性の高い単一ユニットのソリューションで、幅広い種類の製品に対応できる高性能な自動不良品排出が可能にな ります。
結果
DARB仕分けS4500により、Essity社の製品シリーズは瞬く間に改善し、同社の目標すべてを達成できただけでなく、それらを上回る効果がありました。DARB仕分けS4500は、同社が取り扱うすべての製品サイズに対応し、ジャムによる製品廃棄と再加工、予期せぬ稼動停止時間にかかっていた40万ユーロのコストを節約できました。Essity社が求めていたビジョンシステム搭載の機械を、仕分けの正確な制御がサポートし、製品品質の確保が実現しています。
イントラロックスの設置のしやすさと信頼性の高い装置、またサービスで、Essity社には高い満足を感じていただいています。イントラロックスでは、連絡先窓口を明示することで、Essity社がどこに助けを求めればよいのかが常に分かるようにしました。今後も設備関係で必用が出た際には、再び当社との提携をご検討いただいています。